
作品一角獣上の誘拐は、アルブレヒト・デューラーによって1516年に制作された版画です。現在は国立美術館に所蔵されています。
白黒で表現されたこの版画は、劇的な誘拐の場面を描いています。筋肉質な体が緊張して動き出した力強い一角獣に、裸の女性が乗っています。彼女は片手を伸ばしながら体をよじり、その顔は苦悩の表情を浮かべています。彼女の後ろでは、髪とあごひげを生やした野性的な男が、表情を変えずに彼女をしっかりと抱きしめています。3人の背景には、構図の上半分を埋め尽くす渦巻くドラマチックな雲が描かれています。右側の背景には、遠くの町と城のある穏やかな風景が垣間見えます。雲の中には、作者のサイン「AD」と日付1516年がさりげなく配置されています。
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